クロス 張り替え 費用

クロスの吸湿性にも注目してみよう

 

部屋が湿気が強くて困るという場合、建築材や壁紙の問題があることが多いです。床に比べても壁の面積は大きく、そのために壁の質は湿度の問題に大きな影響を与えています。壁に何を使うかは部屋の環境を大きく左右しますので、この部分にも注意を払う必要があります。実は日本において使われている一般的な壁のクロスはビニールクロスと言って塩化ビニルを原料に作られているのですが、吸湿性があまりありません。

 

加えて、最近の建物では壁の下地に石膏を使っていることも多く、これもまた吸湿性が不足しているのです。これを組み合わせた建物では梅雨の時期などは異常に湿気を感じると思います。昔の日本の壁材は漆喰や珪藻土、木材の板などの自然素材でできていました。そのため、壁そのものが自然に湿気を吸収したりしてくれていたのです。

 

しかし最近はそういった住宅が少なくなってきています。そのため、気密性は高いのですが、湿気や臭いがこもってしまいやすく、また乾燥も強くなってしまいがちです。一言で言って、部屋の空気の状態が変わってしまいやすいのです。流石に壁面の石膏ボードまでは変更するのは難しいですが、壁のクロスは比較的変更が容易にできます。

 

紙や繊維でできたタイプのクロスであれば、吸湿性もあって、多少の湿度のコントロールを可能にしてくれますし、また吸湿性能のあるもので塗り壁をしてしまうという方法もあります。既存クロスの種類によっては、その上から直接貼ったり塗ったりすることも可能なので、DIYでも対応することが可能です。

 

トイレのクロス貼り換え

 

リフォームの中でも人気の場所のひとつがトイレです。トイレのリフォームというと便器などが主になりますが、トイレの中のクロスを変えるケースも多くあります。クロス次第で印象も大きく変わりますし、掃除のしやすさなども大きく違ってきます。トイレはどうしてもその性質上、臭いがこもってしまいやすく、クロスもしっかり選ばないと臭いが移ってしまい、取れにくくなってしまいます。クロスをしっかり選びましょう。

 

トイレは生活感のあるところですが、真っ白にすると清潔感は出るものの、汚れも目立ちやすく、また緊張感を与えやすい色でもあります。トイレは淡い色もしくは柄の入ったクロスの方が落ち着きます。色は、便器や手洗いを中心にしてコーディネートするのが無難です。壁紙の良しあしだけで選ぶとチグハグな印象になりやすいです。クロスの素材には塩化ビニルや紙製素材、和紙製素材、木目調や石目調など質感に拘ったものも多くなっています。

 

トイレは機能上は塩化ビニール製のクロスが多く選ばれますが、殺風景なものになりがちなので、どのくらいの遊び心でクロスを考えるかは家族とよく相談して決定しましょう。人によって好みが違い、個人の意見だけで進めると落ち着かない空間になることもあります。水回り用のクロスが望ましいものの、トイレの場合は全面にそうした機能が必要なわけではないため、部分的には違った素材や色合いのものを選んでアクセントをつける方法もあります。ドアまで含め、トイレというプライベートな空間をうまくコーディネートしましょう。

 

漆喰は調湿能力は低い

 

漆喰を利用した壁面剤もありますが、漆喰というのは、消石灰を原料としたものを言います。白い壁が作られることがほとんどですが、白以外の色も利用することができます。漆喰そのものは、調湿性能が高いわけではないのですが、昔は壁の下地が土でできていたため、その土が調質をしてくれました。そのため、漆喰を使った壁が調湿性能を持っていると誤解されてしまっています。色の面では、白以外の色を着色料などでつけることもできるのですが、手間暇も掛かり、また施工が難しいこともあり、よほどの事情がなければ使われることはありません。

 

調湿する建材はJIS規格によってその最低限の機能が決まっていますが、一般的な漆喰の調湿量はJIS規格の最低基準をクリアしておらず、調湿建材とは名乗ることができません。そのため、イメージで漆喰は調湿性能があると思って選ぶと失敗します。調湿性能ではなく漆喰調の雰囲気が好きな場合は漆喰クロスを使えば良いでしょう。漆喰では基本的に継ぎ目が出ることはありませんが、クロスではどうしても生じてしまいますので、よほど腕のいい職人さんが施工する場合でなければ残念な結果になることもあります。

 

漆喰は、調湿性の高い塗り壁ではありません。下地も石膏ボードになりますから、下地も調湿してくれることはなく、どうしても梅雨時は湿度が高まることを覚悟する必要があります。漆喰調の塗り壁を選択することが最も調湿性能が期待できる選択肢になりますので、調湿を第一に考え、漆喰調にもこだわりたいなら塗り壁を考えましょう。

 

壁紙クロスのリフォームを楽にDIYで行う方法

 

DIYで壁紙を貼るという人もいますが、本当にそれをやろうとすると、おそらくもともとそういった職人さんだったりしない限りは難しいでしょう。絶対に出来ないわけではありませんが、かなりハードルが高くなります。壁紙の張替え作業では、まず既存の壁紙を剥がしますが、はっきり言ってこれが一番難しくなります。プロの仕事の領域と言っても過言ではありません。既存の壁紙を剥がす際には薄いカッターなどを使って表面のクロスを取るようにしますが、この際には本来は裏紙は残る程度にするのがその後の作業を考えてもベストです。

 

しかし、実際にやってみると裏紙も一緒に剥がれますし、場合によっては石膏ボードも剥離していきます。仕上がりをきれいにするには凸凹を無くす必要があるのですが、裏紙一枚分の凹凸だとしてもそこに空気が入ったりすると仕上がりやその後の耐久性などに大きく影響することになります。プロはパテを塗って、平らにしていきますが、これもまた技術が必要なことなので、これがまた難しいのです。DIYで壁紙を張り替える場合、もともとの壁紙のテクスチャーで凹凸がないものなら、そのまま上から貼ってしまうのが正解です。

 

壁紙を剥がすならどうしても下地の部分をきれいにする必要がありますが、それは難しいので、DIYする場合は壁紙の上から壁紙を貼るのが一番確実で楽な方法です。糊付けも面倒という人は、ホームセンターなどでも糊付けされた壁紙が販売されていますので、そうしたものを利用すると良いでしょう。プロの仕事とは多少差が出ますが、それでも十分にリフォーム効果を堪能できるはずです。

 

壁面クロスの施工手順

 

部屋の壁面のクロスの貼り換えというと、どのように作業をするのかちょっとわからないという人も多いと思います。壁をはがすのかと思う人もいますが、そのようにはしません。まず、工事に入る前に施工箇所やクロスの確認をそしてコンセントや電気のスイッチ部分も外して養生を行います。養生というのは、作業によって影響を与えたくない部分を保護するための作業です。そして、壁紙を剥がしていきますが、この時は細いカッターでめくっていきます。裏紙が壁に残ることも多いですが、普通のクロスは裏紙の厚さはコピー用紙より薄い程度で、特に問題があるものではなく、そのまま新しいクロスを張ります。

 

薄いクロスだと下地が見える場合もあるため、できればリフォームの場合は厚めのものを選ぶのが正解です。ちなみに、その裏紙が住宅の石膏ボードに付着していることによって壁面が作られています。クロスに凹凸ができないよう、貼付箇所の隙間、凹みなどをパテで埋めて平らにしていきます。そして、しばらく乾燥させ、その後クロスの裏面に糊付けをして、裁断したクロスを壁面に貼っていきます。

 

基本的にはクロスの向きを合わせて張り合わせ、継ぎ目については後から処理をすることを考えて、少しだけ被せて貼り合わせていきます。壁紙と壁面の間に空気が入った場合には、後々の破損の原因になりますので、可能な限り密着させるように貼っていきます。最後に継ぎ目の処理を行って作業完了となります。技術のある職人だとしても、面積が大きくなればそれだけ時間がかかるため、しっかり時間を取って行うことが求められます。

 
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